掛川市 萩の家旅館を見てきた
前回ブログを書いてから半年あまり放置しておりました。。。
今年からは心を入れ替えてぼちぼち更新していこうかなと思います。
年末年始は実家の静岡に帰省をしておりました。
ほぼ家でゴロゴロしていただけだったのですが、年始にボートレース浜名湖に行き、
今年の運だめし。。。今年もがんばります(賭けたのは100円でしたが。)
浜名湖の帰りにふと思い立ち、掛川のかつての遊郭があった十九首町に行ってきました。
十九首の地名の由来はかつて天慶の乱の際に藤原秀郷の一向に滅ぼされた平将門公と18人の武将の首が埋葬されたことが由来とされております。現在そこは
塚がたてられ、移転の際には近所の人が亡くなったとかいう話もあります。
そばを流れる逆川の近くの小川で首を洗ったことから血洗川とかつては呼ばれていたようです。
話がそれましたが、掛川の遊郭跡はほぼ跡かたもなくなっているのですが、
唯一現存するのが掛川市小鷹町の「萩の家旅館」です。
小鷹町はかつて「小鷹町遊郭」と呼ばれ5軒ほど遊郭があったようです。
近年まで「すずもと旅館」という元妓楼もあったそうですが解体されて
しまったようです。
ここ「萩の家旅館」には一度行ってみたかったのですが、なかなか機会がなく
2015年にやっと行くことができました。
掛川市十九首にある妓楼、「萩の家旅館」を見学してきた。倒壊寸前でした。
日が暮れるギリギリに行ったせいかものすごい薄暗い感じになってしまいました。
実際はもう少し明るかったのですが。
妓楼⇒旅館⇒工場?の変遷をたどったようで、1階のサッシ部分にはいろんな
機材っぽいものが置いてありました。
とにかく建物自体が歪みまくっていて、いつ倒壊してもおかしく
ない感じでした。
ガラス窓や手すり部分をみるとかつての華やかだった時代をしのばせます。
とりあえず横のトタンもハゲハゲ&ボロボロです。
玄関には屋号がかかれた札がかかげられここが「萩の家旅館」ということは
確認できるのですが、玄関にいくまで建物が倒壊しないかヒヤヒヤしました。
周りは最近建てられた新しい家ばかりで、昔から住んでいる人は少ない
かと思います。
しかし、自分の実家の隣の市に今の今までこの建物が現存していたことに
驚きました。
また、実家に帰省の際にはここがどうなっているか見に行こうかと
思います(十九首塚含め)